不動産相続

揉めない相続2011年3月19日 | 相続よろず話,相続問題について,相続対策について

『相続』 という言葉の響きから、『争続』 という言葉を連想される

方も多いのではないでしょうか?

 

他人から見ますと、『何をそんなに争っているんだろうかね?』 

などと思ってしまいがちですが、実際に相続が発生しますと、

大なり小なり、色々と揉め事が発生することが多いものです。

 

長年お付き合いしている方から、

『俺達兄弟姉妹は、本当に仲が良いから、曽根さんが心配する

ような揉め事は起きないので、そんなに心配しなくてイイよ。』

と言われておりましたが、結果的に相続協議が纏まったのは、

10年後でした。

私の祖父の相続など、親の世代には解決されず、結果、私を含む

孫の世代で解決しましたので、約30年かかっています。

 

どうしてこんな事になってしまうのでしょうか?

バカバカしい回答かもしれませんが、その理由は、

『相続協議の場に、故人(被相続人)が出席できないから』 です。

 

もし故人が協議に出席できているのならば、恐らく、故人の考えに

従って、協議は進められていくはずです。

大切なのは、故人の思う配分の方法、故人の意思、これは故人の

『遺志』・『遺思』です。

 

従いまして、揉めない相続というのは、『遺言書』作成が一番です。

中途半端の『遺言書』は、返って揉め事を増やす恐れがありますので、

ここは専門家の指導に従って戴くか、公証役場で作成して戴くか、

しっかりとした遺言書を残して戴ければと思います。

 

ところで、遺言書の作成ですが、一人でこっそりと作成する という

イメージが強いですが、これ、どうなんでしょうか?

 

私が思うには、遺言書を作成する前に、お正月とかの時期にでも、

予定相続人を集めて、『私はこんな風に遺言書を書く予定だ!』

と言って、関係者に自分の思いを伝えることだって、良い事

だと思うのですが、如何でしょうか? 

 

かなり勇気を必要とする作業ですが、自分の意思を生で伝える事も、

揉めない相続にする為には、大変有効であると思います。

 

ただ、人間はいつ天国へ召されるかはわかりません。

私は現在50歳ですが、この年で親族集めて相続の話をするには、

ちょっとタイミングが早すぎるかなぁ・・とも思いますし、では60に

なったら・・、70になったら・・・、と考えてみますと、そのタイミングは

難しいですね。

 

いずれにしましても、でき得ることであれば、なるべく遺言書を残して

戴くことを、まずはお願い致します。



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