不動産相続

世田谷で40坪の土地の上に住んでいると・・・2011年3月6日 | 相続税法について

弊社の事務所が世田谷区ですので、ちょっとした試算をしてみます。

 

【前提条件】

世田谷区深沢に夫人が住んでいました。

夫人の夫は、かれこれ10年前に他界され、夫人は一人住まいです。

土地は165㎡(約50坪) 建物は延床35坪で築30年経過。

子供は3人いますが、それぞれ独立して持ち家に住んでいます。

夫人は、昨年夏の猛暑で体調を崩され、それが回復しないまま他界

されました。 現金・株などの資産は殆どなく、唯一の資産は深沢の

土地・建物です。

相続人は、独立している子供3人だけです。

相続は、法定相続通りに配分することにしました。

 

【それでは試算してみます】

1.現行税制における相続財産評価 土地の評価は相続税路線価

  で評価されます。 調べましたところ、路線価は45万円/㎡でし

  たので、 土地の単純な相続評価は、45万×165㎡=7425万円です。

  被相続人と同居していない子供達は、小規模宅地の特例が

  利用できず、その評価はそのまま7425万円となります。

 

   しゅうきほししし 建物は固定資産評価額で評価されます。

  調べましたところ、築年数が経っているせいか、300万円でした。

  相続財産としては、土地・建物の合計の7725万円です。

 

  基礎控除は5000万円+1000万円×法定相続人の数 なので

  課税対象財産は、8000万円の基礎控除で0になります。

  従いまして、お子様方には相続税は発生致しません

 

2.相続税法が改正された場合 まず、基礎控除ですが、

   3000万円+600万円×法定相続人の数 というように改正され

  ますので、4800万円となります。

   従いまして、課税対象財産は、基礎控除わ引いた2925万円

  なります。

  その結果、3人の子供は、合計で約388万円の相続税を支払う

  ことに なります。

 

どうでしょうか? 相続人がお子様3人のようなケースでは、税制改正後

の基礎控除できる金額が 3200万円違ってきますので、今まで相続税

とは無縁であった方達も、数百万円の 相続税が発生する可能性が十分

出てきているわけです。

 

ちなみに、相続財産が1億以下であれば、税率は改正後も現行税率と

同じで、下記の通りです。

 

   1000万円まで         10%

   1000~3000万円まで   15%

   3000~5000万円まで   20%

   5000~1億まで        30%



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