不動産相続

相続問題について

実体験をもとに、相続問題への思いを綴っています。

子供がおらず、妻をとても愛する夫なら、必ず遺言書を作成しましょう!2014年3月12日 | 相続問題について

法定相続人が配偶者と被相続人の兄弟である場合、遺言書により、

『すべて配偶者へ相続』 することが可能となります。

 

昔はあまりそのようなケースは少なかったかもしれませんが、

少子化である現在、お子様が不在での相続発生のケースが増え

ているのかもしれません。

 

遺言書を作成する本人にとってみれば、『配偶者を大切にするのか』

『自分の兄弟を大切にするのか』 という判断が必要になりますが、

配偶者や子供には 『遺留分がある』 

ものの、

『兄弟には遺留分がない』 

のです。

 

従いまして、もし、被相続人が生前に遺言書を作成し、

『私の財産はすべて妻のものとする』 

としておきますと、

配偶者と兄弟だけが法定相続人になるケースにおいては、

すべて妻に相続財産を取得させること

ができます。


遺言書は大事(一人親の財産が自宅だけの場合)2011年3月19日 | 相続よろず話,相続問題について,相続対策について

相続税が発生しない場合でも、『争続』 は発生します。

 

『争続』 というものは、相続税が発生する、発生しないに関係なく

起こります。

いえ、ひょっとしたら相続税が発生しないケースの方が、多く争続が

発生するかもしれません。

何故なら、相続税を実際に納税する対象者は、統計上、相続発生

の総数に対して、数%にしか過ぎないからです。

90%以上の相続人は、相続税が発生しない相続財産を、どのように

配分するかについて、協議することになります。

 

揉める原因は、相続財産が不動産しかない というところにあります。

不動産は、正直、分け辛いものです。

1つの土地を、半分にしたり、1/3ずつに切ったりして、切られたすべて

の土地が、利用するに十分な広さ・地型になるケースは希でして、

どうしても配分するならば、これを売却してお金に換えて、そして

配分するしかありません。

 

お父様は既に他界し、お母様だけが住んでいる家、そしてお母様が

他界された。

このような場合、その子供たちの生活状況によって、配分方法に

揉めることがあります。

 

すべてのお子様たちが、順風満帆に独立していて、その家が不要で

あるならば、売却してお金で配分することに異議は発生しません。

しかし、お子様の一人が母親と一緒に住んでいた場合、そのお子様は

①家のすべての権利を相続させてもらうか、

②家の売却に同意して転居するか、

このどちらかの状況に陥ることになります。

ここに揉め事が発生する原因があります。

 

このような場合に、揉めるか揉めないかは、母親の遺志・遺思が残さ

れているかどうかで大きく違います。

母親が、家の権利はすべて同居してくれている子供へ、と生前に

遺言書を作成しておくこともできた訳ですし、売却して仲良く分けてね、

という内容にすることだってできた訳です。

厳しい申し上げ方ですが、揉める原因を母親が無くしておかなければ

いけないと思います。

 

ただ、法定遺留分というものもあります。

すべての財産を3人の子供のうち、同居した1人に与える遺言書を作成

した場合でも、他の子供たちは、それぞれ1/6ずつの権利は主張できます。

同居していない2人の子供が、遺留分を主張してきた場合、同居した

子供の選択肢は大きく2つあります。

 

①家を売却して、他の2人の子供に1/6ずつをお金で配分する。

  結果、同居した子供は、4/6の財産を確保できます。

代償分割により、同居の子供は家を確保したまま、1/6相当の

  お金を他の2人の子供に支払う。(分割支払も可能)

 

遺留分を請求された場合、子供間での多少の感情のもつれは発生

するかもしれません。

ただ、母親の同居した子供に対する思いは、4/6は実現できます。

 

その意味でも、やはり 『遺言書』 の作成は重要なのです。


揉めない相続2011年3月19日 | 相続よろず話,相続問題について,相続対策について

『相続』 という言葉の響きから、『争続』 という言葉を連想される

方も多いのではないでしょうか?

 

他人から見ますと、『何をそんなに争っているんだろうかね?』 

などと思ってしまいがちですが、実際に相続が発生しますと、

大なり小なり、色々と揉め事が発生することが多いものです。

 

長年お付き合いしている方から、

『俺達兄弟姉妹は、本当に仲が良いから、曽根さんが心配する

ような揉め事は起きないので、そんなに心配しなくてイイよ。』

と言われておりましたが、結果的に相続協議が纏まったのは、

10年後でした。

私の祖父の相続など、親の世代には解決されず、結果、私を含む

孫の世代で解決しましたので、約30年かかっています。

 

どうしてこんな事になってしまうのでしょうか?

バカバカしい回答かもしれませんが、その理由は、

『相続協議の場に、故人(被相続人)が出席できないから』 です。

 

もし故人が協議に出席できているのならば、恐らく、故人の考えに

従って、協議は進められていくはずです。

大切なのは、故人の思う配分の方法、故人の意思、これは故人の

『遺志』・『遺思』です。

 

従いまして、揉めない相続というのは、『遺言書』作成が一番です。

中途半端の『遺言書』は、返って揉め事を増やす恐れがありますので、

ここは専門家の指導に従って戴くか、公証役場で作成して戴くか、

しっかりとした遺言書を残して戴ければと思います。

 

ところで、遺言書の作成ですが、一人でこっそりと作成する という

イメージが強いですが、これ、どうなんでしょうか?

 

私が思うには、遺言書を作成する前に、お正月とかの時期にでも、

予定相続人を集めて、『私はこんな風に遺言書を書く予定だ!』

と言って、関係者に自分の思いを伝えることだって、良い事

だと思うのですが、如何でしょうか? 

 

かなり勇気を必要とする作業ですが、自分の意思を生で伝える事も、

揉めない相続にする為には、大変有効であると思います。

 

ただ、人間はいつ天国へ召されるかはわかりません。

私は現在50歳ですが、この年で親族集めて相続の話をするには、

ちょっとタイミングが早すぎるかなぁ・・とも思いますし、では60に

なったら・・、70になったら・・・、と考えてみますと、そのタイミングは

難しいですね。

 

いずれにしましても、でき得ることであれば、なるべく遺言書を残して

戴くことを、まずはお願い致します。



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